星の契
ほしのちぎり
出入師夢之丞覚書
でいりしゆめのじょうおぼえがき
七夕の日、裏店の住人総出で井戸浚いをしているところに、伊勢崎町の熊伍親分がやってきた。 夢之丞に、知恵を拝借したいという。 二年前に行方不明になった商家の娘・真琴が、溺死死体で見つかったのだが、 喉仏の皮一枚残して、首が切られていたのだ。 一方、今度は水茶屋の茶汲女が消えた。 二つの事件は、つながっているのか?(「星の契」)。 親子、男女の愛情と市井に生きる人々の人情を、 細やかに粋に描ききる連作シリーズ、待望の第二弾。 |
2008年10月18日 第一刷発行 発行者 大杉明彦 発行所 株式会社 角川春樹事務所 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-27二葉第1ビル 03-3263-5247(編集) 03-3263-5881(営業) |