年賀と新作のご案内



> 年賀がすっかり遅くなってしまい申し訳ありません。
> 新作案内と一緒にと思っていましたらこんなに遅くなってしまいました。
> 改めて、明けましておめでとうございます!! > どうか今年も宜しくお願い致します。

> さて、今月20日頃ですが、問題小説の2月号に「夢の夢こそ」の三回目「片時雨 」が掲載されます。
> いよいよ物語も大団円と近づき、今回と次回は尾道に伝わる民話かんざし灯籠 の悲恋物語がたっぷりと入っています。
> 忠三郎とお夕の恋路もそろそろか……皆さま、どうぞご期待下さいませ!!

> そして、2月の第二火曜日に刊行されるのが、双葉文庫の新シリーズ「すこくろ 幽斎診療記・寒さ橋」です。
> これは石川島の人足寄場と築地鉄砲洲河岸の施薬院「幽々庵」を一日置きに務 める、医師幽斎のお話しです。
> すこくろとは江戸語ですこぶる玄人という意味で、腕の立つ職人などに使われ ました。

> > それほど腕が立ち、些か酒飲みだが誰からも愛される、そんな幽斎の繰り広げ る人情たっぷりのお話しです。
> 絵美子流の「赤ひげ物語」と思って下さっても結構です。
> 今までとは少し変わった雰囲気がありますので、乞うご期待!!

> 今年は今までに増して、頑張ります。読み応えのあるよい作品を沢山書く、と いうのがわたくしの今年の目標です。
> 今年、誕生日が来て、65歳。いよいよ中気高齢者となりますので、さあ、どこ まで出来るか解りませんが、そのつもりでおります。
> だって、今頑張らないと後がもう余りないのですものね。

> とにかく、書いて書いて、書きまくるつもりでいます。
勿論、パワーヨガやバ レエ、ストレッチ体操で体力を付けて……。

> どうか引き続きご声援下さいませ!!


Subject: 春ですねえ


>>> 生憎、今日は雨となりました。
>>> 福山は桜はまだ五分咲きといったところです。温暖な地方にしては毎年満開
になるのが遅いのですよね。

>>> まあ、ゆっくり桜が愉しめますが、4日の日曜日は城跡公園でお花見をするつ
もりです。
>>> 飲み過ぎないように気をつけなくっちゃ……〜/\

>>> さて、相も変わらず、新刊のご案内なのですが、今月10日頃ハルキ文庫より
「出入師夢之丞覚書」の第三弾、「梅の香」が発売されます。

>>> 第二弾の「星の契」が刊行されて暫く間があいてしまいましたが、夢之丞や
母の真沙女、おりゅうさんファンにまだかまだかと首を長くしてお待ちしていた
だいていましたが、ようやく第三弾を刊行することが出来ました。

>>> 今回も夢之丞と真沙女の掛け合いは面白いですよ。彼らの近況にほんの少し
変化があるかも……。ご期待下さいませ!!

>>> 現在は「すこくろ幽斎診療記」の第二弾を執筆中です。これは夏頃発売予定
です。

>>> 同時に徳間の問題小説に隔月で「夢の夢こそ」を連載中ですので、どうぞこ
ちらもお読み下さると嬉しく思います。>>> 今年はまだまだ刊行されますよ。>>>

どうか、引き続き宜しくお願い致します。>>>>>> ***********************>>>


Subject: 問題小説五回目掲載のお知らせ・秋意

皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
わたくしは一度食料品の買い出しに出かけただけで、あとはせっせと小説を書き続けました。
つくづく、貧乏性なのだなァと思っています。
さて、そのゴールデンウィーン返上で頑張った「すこくろ幽済診療記」の第二弾も、現在、最終話を執筆中、
これは七月に刊行予定です。
そして、今日のお知らせは、問題小説に隔月連載中の「夢の夢こその五回目「秋意」が
今月20日頃発売の問題小説六月号に掲載されます。
忠三郎とお夕の恋、いよいよ始まりますよ。
人形浄瑠璃を背景とした二人の悲恋物語、いよいよ大団円!!
これからどんどん面白くなりますので、ご期待下さいませ。
 
             今井絵美子

Subject: 新刊案内  (7月のメールより)

梅雨の中休み、蒸し暑いですね。
梅雨といえば、双葉文庫のシリーズ「すこくろ幽斎診療記」の第二弾「梅雨の雷(らい)」が今月12日頃発売されます。
一弾目の「寒さ橋」が刊行されてまだ日が浅いこともあり、幽斎、お辰、美馬龍作、小夏、福助とまだ皆さまの記憶も新しいでしょうが、
今回は幽斎を始めとした登場人物がそれぞれに胸に秘めた過去が人情味たっぷりに描かれています。

鬱陶しい梅雨の毎日、これを読んでどうかスカッとした気分になって下さいませ。
「寒さ橋」に負けずとも劣らない読み応えのある作品になったと自負しています。

どうか、宜しくお願い致します。

そして、今月20日頃には徳間書店の問題小説8月号に隔月連載の「夢の夢こそ」第6回目「浮き寝鳥」が掲載されます。
いよいよ、物語も大団円となりました。
忠三郎とお夕の恋の行方は……。
 さりとても 恋はくせもの みな人の迷いの渕や気の毒の 山よりおちる 流れの身 うきねの琴や 調べかや 引く手あまたに繁れど 
思い出すはかの一人〜〜(近松門左衛門 世継曽我)

乞うご期待!!

そして、ついでですが、お知らせ!!
明日、7月2日、いよいよわたくしも中期高齢者の仲間入りを致します。
気分だけは若いのですがねえ〜〜/\“
今日もバレエのレッスンで跳んだり跳ねたりしてきました。

老いても、気分と体力だけは若く保ち、これからもせっせと皆さまに感動して頂ける小説を書き続けたいと思いますので、
引き続き応援下さいませ!!
皆さまも、どうかお元気で!!

Subject: 夢の夢こそ七回目「婦夫星」  9月のメールより

暑かった夏もようやく過ぎ、今日は一気に秋めいて参りました。
みなさま、夏ばてしないで、熱中症にも罹らず、元気に過ごせましたでしょうか?
さて、昨年の10月号より連載の始まった問題小説の「夢の夢こそ」。
一年が経ち、この10月号で七回目となりました。
「婦夫星・めおとぼし」……。いよいよ忠三郎とお夕が離れがたい関係となります。
けれども、二人の行く手には次々と難関が……。果たして、二人の運命は……。

後は小説を読んで下さいませ!!
20日頃、発売されますので宜しくお願い致します。
そして、10月中旬には「立場茶屋おりき」の第六弾「忘れ雪」がハルキ文庫より刊行されます。
今回は、料理がたっぷりと出て来ますのでご期待下さいませ。
このまま秋になってくれればいいですね。
食欲の秋、読書の秋、大いに秋を愉しんで下さいませ!!
 
今井 絵美子

Subject: 忘れ雪     10月のメールより

とろとろと、思わせぶりに秋がやって来ました。
季節の中でも最も秋が好きなわたしは、このまま暫く留まってくれればいいのにと思っていますが、
予想では冬が駆け足でやって来るとか……。
短い秋、どうか「立場茶屋おりき」の新刊でもお読み下されば有難く思います。
15日頃、第六段目「忘れ雪」がハルキ文庫より刊行されます。
このところ、おりきファンもすっかり定着した感がありますが、ますます面白くなりますので、
どうか、まだお読みになっていない方にも宣伝して下さると嬉しく思います。
今回は、小説の中に料理がたっぷりと出て来ますので、食欲の秋といった意味でも充分に愉しめると思います。
そして、現在は廣済堂文庫の「照降町自身番書役日誌」の第五弾の執筆中です。

前回から2年近く空いてしまいましたので、正直に言って、舞台や登場人物などを忘れていて、
思い出すのが大変でしたが、書き始めると、喜三次やおゆき、銀造親分などが勝手に動き出してくれ、ほっとしています。

まだ二話目が上がったばかりのところですが、これは来年の1月が刊行予定となっています。
それが終われば、祥伝社文庫の「便り屋お葉日月抄」……。
これも楽しみにしていて下さいね!!

では、皆さま、短い秋をたっぷりと満喫して下さいませ。
読書が一番良いと思いますよ。

お元気で!!
 
今井 絵美子

Subject: ランティエ   10月25日のメールより

秋らしくなりましたね。
今年は松茸が大豊作だとか、わたしも25年ぶりに国産を口にすることが出来ました。
贅沢に、焼松茸をいただき、秋を満喫しました。
「忘れ雪」もう読んで下さったでしょうか。
お陰さまで評判も良いようで、もう増刷となったそうです。
さて、11月1日発売の月刊誌ランティエ(角川春樹事務所)11月号に、
「特集今井絵美子の世界」が掲載されることになりました。

インタビュー記事が載っています。
こちらも是非お読み下されば嬉しく思います。

現在は廣済堂文庫「照降町自身番書役日誌」第五弾を執筆中ですが、これは今月いっぱいで終わります。
刊行は来年1月になると思います。

続いて祥伝社文庫の「便り屋お葉日月抄」の第二弾執筆に入ります。
じゃんじゃん書きますので、どうぞご期待下さいませ!!
 
今井 絵美子

Subject: 夢の夢こそ    (11月29日のメール)

一年が経つのはなんと早いのでしょう!!
もう、今年もあと僅か……。
この一年、フルスピードで駆けて参りましたが、どうやら来年も立ち止まることなく、このペースが続きそうです。
先日インフルエンザの予防注射を受けに参りましたが、65歳を超えると1000円だとか……。
つまり、わたしは老人だということ……。
悦んでいいのか哀しんでよいのか複雑な気持でした。
さて、昨年の10月号より問題小説に隔月掲載してきました「夢の夢こそ」が、この12月号で最終回を迎えました。
忠三郎とお夕の恋の行方はいかに……。感動的な最終回となりました。
ご期待下さいませ。
尚、来年1月中旬に「照降町自身番書役日誌」の第五弾「雲雀野」(ひばりのと呼びます)が廣済堂文庫より刊行されます。
これも是非ご期待下さいませ。
恐らく、年内のご挨拶はこれで最後となるでしょうが、皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
 
今井 絵美子