3月


Subject: 新刊案内
 
ようやく春めいてまいりましたね。福山では梅が満開です。
けれども今年は例年より寒くて、雪は降らなかったのですが、何十年ぶりかに足の小指が霜焼けてしまいました。
こんなことは子どもの頃以来のことで、おかしくて笑ってしまいました。

さて、お待たせしました。いよいよ今月15日「立場茶屋おりき」の第十四弾「品の月」がハルキ文庫より刊行されます。
早いもので、おりきシリーズも十四弾になったのかと思うと感無量です。
ますます面白く読み応えのある作品となっていますのでご期待下さいませ!!

そして、来月には「便り屋お葉日月抄」の第五弾「花筏」が刊行されます。そして6月には暫く間が空きましたが
「すこくろ幽斎診療記」の第四弾が刊行されます。

その次は「立場茶屋おりき」の第十五弾がと今年も次々と刊行されますので、
引き続きご声援下さいますようお願い致します。

尚、「品の月」刊行を記念して3月24日(日)15時より広島駅ビル5F廣文館の特設会場にて、
わたくしの作品に出て来る江戸料理を数品作り、RCCのアナウンサー横山雄二さんをお招きして
料理を食べてもらいながらのトークショーとサイン会を開催します。

お近くの方はぜひお越し下さいませ。

6月


Subject: 梅雨見舞いと新刊案内
 
例年より早い梅雨入りとなりましたね。
鬱陶しい日が暫く続き、そして極暑が控えています。
暑いのに弱いわたしには試練の時です。

皆さまお元気でしょうか。

先日、仕事で上京し、ついでに新歌舞伎座で歌舞伎見物をしてきました。
いやァ、素晴らしかったです。
以前の倍はあろうかと思える舞台の広さ、劇場の随所に気が配られていて、感激しました。
何より、玉三郎、菊之助の美しさにうっとり……。

ところが、浮かれすぎて罰が当たったのか、帰福してそうそう、風邪を引いてしまいました。
やっと、治りかけましたが、久々に難儀をしてしまいました。

さて、新刊案内なのですが、6月12日頃、双葉文庫より「すこくろ幽斎診療記」の第四弾「きっと忘れない」が刊行されます。
今回も幽斎、お辰、草の実荘の子供たちが感動的な物語を繰り広げますので、ご期待下さいませ。

そして、7月15日頃にハルキ文庫より「立場茶屋おりき」の第十五弾「極楽日和」が刊行されます。

そんなこんなで、風邪を引いても、暑い最中でも休むことなくせっせと書き続け、今年もあと五冊は書くことになっています。
頑張りますので、どうか引き続きご声援下さいますようお願い致します。
 
8月

Subject: 残暑見舞いと新刊案内
 
週末の雨でほんの少し和らぎましたが、まだ暫く暑い日が続きそうです。
今年は本当に暑かったですよね。皆さま夏ばてをなさいませんでしたか? 

わたくしは結構堪えてしまい、元々食が細いのに、本当に物が食べられなくなって困りました。
が、それでもせっせと書き続け、9月5日(金)に「夢草紙人情おかんヶ茶屋」の第五弾「夏花」が徳間文庫より刊行されます。

今回は、これまで謎に包まれていたお蝠さんの生い立ちが明らかになります。ご期待下さいませ!!
また、10月15日には「立場茶屋おりき」の第十六弾「凛として」がハルキ文庫より刊行されます。
今回も感動的な物語がぎっしりと詰まっていますのでお愉しみに……。

そうして、これから「便り屋お葉日月抄」第六弾の執筆に入るところです。
今年はまだ3冊書かなければなりません。

昨日、鞆の浦に行って来たのですが、すっと肌を撫でていく風や、目の前を掠めていく赤とんぼに秋の気配を感じました。
ああ、あと少し辛抱すれば、海の幸、山の幸と秋の味覚が味わえるのです。
そう思うと、暑い暑い、と弱音を吐いていられません。

これからもせっせと書き続けます。
皆さまもどうかご自愛下さいませ。