2月

Subject: 秋暮るる
 
なんとうっかり者のわたしでしょう……。
友人から、1月に「すこくろ幽斎診療記」の第五弾「秋暮るる」が刊行されたのに、
皆さんにメールでお知らせしていないでしょう、と指摘を頂きました。

自分ではすっかり連絡したと思っていたので大慌てです。
友人曰く、知らせなければあなたの作品を待っている人は1月は刊行がなかったのだろうと思っているはず、
すぐに連絡するように、とのことで有難いアドバイスでした。

それで、遅ればせながらお知らせします。
1月12日「秋暮るる」が双葉文庫より刊行されました。大急ぎで本屋さんに駆けつけて下さいませ!!
尚、現在ふくやま文学館で開催中の「今井絵美子展」が3月9日までありますので、
とても良い展覧会なので是非ご覧下さいますように!!

そして最終日の9日(日)の13時半より文学館にて新刊「立場茶屋おりき」第十七弾「花かがり」と
「秋暮るる」のサイン会が開かれます。この日サイン会に来て下さった方にはわたくしからのプレゼント、
何をプレゼントするか言っちゃいましょうね。実は特製で扇をつくって頂きました。

薄紫色地に「人は情の器物」という文字とわたくしのサインが入っていて、男性女性のどちらでも使えます。
楽しみにしていて下さいませ。
 
今井 絵美子

3月

Subject: 新刊案内とサイン会のお知らせ
 
昨年12月20日よりふくやま文学館で開催されている「今井絵美子展」もいよいよ3月9日に最終日を迎えることになりました。
つきましては最終日の9日13時半より文学館にて一月刊行の「秋暮るる」と3月刊行の「立場茶屋おりき」の
第十七弾「花かがり」のサイン会が開かれます。

お陰さまで作家生活をはじめて50冊刊行突破ということになり、当日サイン会に来てくださった方に感謝の意味を込めましてわたくしから特製の扇のプレゼントがあります。
とっても素敵な扇ですので、悦んでいただけると有難く思います。

50冊は通過点にすぎません。まだまだ書き続けられるだけ書き続け100冊を目指していくつもりですので、
引き続きご声援下されば有難く思います。

そして、3月25日には「髪結い猫字屋繁盛記」の第二弾「薄紅梅」が角川文庫より刊行され、
4月15日には「すこくろ幽斎診療記」の第六弾「青き踏む」が双葉文庫より刊行されます。

皆さま読むのは大変でしょうが、書くのはもっと大変です。
それでもせっせと書き続けていますので、一緒について来て下さると嬉しく思います。

人は情けの器物!!
改めて、これまでご声援下さった皆さまに感謝の意をお伝え致します。有難うございます!!
 
今井 絵美子

5月


Subject: 新刊案内
 
夏隣と思っていたら、突然、夏に突入してしまいましたね。
やれ、これからわたくしの苦手な夏が暫く続くのかと思うと気が重いです。
とは言え、これから暫く新刊、二次文庫の刊行が続きますので、どうかお見落としのないようお願い致します。
まず、今月25日角川文庫より「雁渡り」が二次文庫として刊行されました。
これは以前廣済堂文庫より刊行された作品ですが、まだお読みになっていない方は是非お読み下さいませ。

そして6月15日にハルキ文庫より「立場茶屋おりき」の第十八弾「君影草」が、
そして、7月4日に「夢草紙人情おかんヶ茶屋」第五弾「うつし花」が、
7月25日に角川文庫より「寒雀」が二次文庫として刊行されます。
立て続けで、読むのも忙しいと思いますが、もっと忙しい思いをしてせっせと書いておりますので、どうか読んで下さいませ!!
暑さにもめげず、頑張りますので、どうか今後とも応援を宜しく願います。

今井絵美子

8月

Subject: 残暑見舞いと新刊案内
 
残暑お見舞い申し上げます。
今年の夏はなんという天候だったのでしょうね。
各地でゲリラ豪雨の被害が出て、広島安佐地区で被災された方のことを思うと、胸が詰まされそうになります。
こんなときに新刊案内をするのも気が退けるのですが、
8月25日角川文庫より「髪ゆい猫字屋繁盛記」の第三弾「十六年待って」が刊行されますのでお知らせします。

十六年待ってとは、なんとなく意味深なタイトルでしょう? 
その言葉に秘められた女心……。

尚、7月25日には猫字屋の全身「照降町自身番書役日誌」の第二弾「寒雀」が二次文庫として刊行されていますので、
併せて読んで下さると嬉しく思います。

そして、9月1日には「便り屋お葉日月抄」の第七弾「木の実雨」が祥伝社文庫より刊行されます。
お葉シリーズも気づいてみるとはや七弾なのですね……。
お葉さんも日々堂の女主人がすっかり板についてきました。
今回はお葉さんにとって哀しい別れもありますが、どんな苦難にもめげず、前を向いて歩いて行こうとします。

今回も感動的な物語に仕上がっていますので、ご期待下さいませ!!

そして9月25日には照降町の第三弾「虎落笛」が角川文庫より二次文庫で刊行、
十月は「立場茶屋おりき」の第十九弾とこれから毎月刊行されますので、
読むのが大変だと言わず、是非是非読んで下さいますことを願っています。

まだまだ暑い日が続きますが、どうか皆さま、ご自愛下さいませ!!


10月


Subject: 新刊案内

台風一過……。と言っても、福山地方は雨も風も大したことがなく、つくづくと住みやすいところだと思っています。

被害のあった方々にはお見舞い申し上げます。

秋ですねえ〜〜/\“    読書の秋です。そんなわけで新刊のご案内をさせてもらいますが、
10月15日、「立場茶屋おりき」第十九弾「指切り」がハルキ文庫より刊行されます。

なんだかんだと言っているうちに、おりきシリーズもはや十九弾。
まだまだ続きますので皆さまご期待下さいませ!!

そして来月11月25日には「照降町自身番書役日誌」の第四弾「夜半の春」が角川文庫より二度文庫として刊行されますし、
12月には祥伝社文庫より「便り屋お葉日月抄」の第八弾と角川文庫より「髪ゆい猫字屋繁盛記」の第四弾、
そして阿部正弘の生涯を描いた「群青のとき」が角川書店より単行本として刊行されます。

つまり三冊ということです。
十二月に刊行される三冊は改めて連絡いたしますが、今月の「指切り」、よいお話ですので是非お読み下さいませ。

しかし、月日の経つのがなんと速いこと……。もう一年の四分の三が過ぎたのですものね。ああァ……。

お元気で!!