暑い夏を迎え、皆さま、ヒィヒィいっておられるのではいでしょうか。
わたくしはまたもや入院ということになり、現在、病院のベッドからメールしています。
8月10日頃、すくろ幽斎診療記の新作、第九弾「禊川」みそぎがわが発売されます。
お辰の許を巣立っていった徳次のその後や、草の実荘の子供たちに起こる変化、
出来事など、今回もはらはらドキドキするような物語が展開されますのでご期待下さいませ。
現在は病室のベッドにパソコンを持ち込んで、毎日少しずつでも頑張って書いていますが、
なかなか、健康なときのようには進みません。
それで少し書いては休み、また書いてといったことを繰り返している状態です。
なんとか、髪ゆい猫字屋繁盛記第八弾を書き上げたい、出来ればその次の「ぶぶ漬屋母子燕」シリーズの
第二弾を書き上げたいと思っているのですが、こればかりはわたしの体調次第でなんとも言えません。
それで、今回、長いこと可愛がって下さったお礼だけでも言っておきたいと思います。
皆さま、有難うございました。皆さまのご声援があったればこそ、ここまで書き続けてこられたのだと思うと、
感謝の念で一杯です。
肉体は滅びても作品は遺る……。
いつまでも、今井絵美子を愛して下さることを願っています。本当に有難うございました。
今井絵美子