DIGIPANG・ディジパング特別撮りおろし。


浮世から離れた小さな王国コーボーカンに滞在しています。

現代人達は、その日々の暮らしの中で望むと望まざるとに関わらず、
走らされ、消耗され、そしてゆっくりと鈍化されながら、老いて行く繰り返しです。
お金があるのに時間が無いという、贅沢にして少し淋しい人生を送っているうちに、
やはりここは一念発起!「自分を捜す旅」に出るわけです。

そういう、「自覚を持った旅人」が集う小さな楽園は、緑の海に浮いています。
ここでは年齢も性別も超えた友好と、またある種,壮絶なせめぎ合いが展開します。

人々は、ほんのひとときの滞在を終えて、また緑の海の向こうに還って行きます。
軽い筋肉痛とともにまた・・・「あの日々」に戻って行くわけですが、
瞳は前よりも少し輝いていて、この分なら次の滞在までの期間をどうにかやっつけられるでしょう。

そんな感性王国の映像をお送りします。


1=美しい配色のエントランス。現世との分かれ目。
2=同じものが並んでないのは、まるでそれぞれの人生。
3=大事なのは、雲に向けて翔びたいと願う事です。
4=光と影。
5=今を生きる象徴・花咲く時期
6=こんな汚く、古い窯からあんなキレイナイノチが。
7=人生、休みながらで良いのよ。
8=火山、情熱、混沌。
9=重厚、絢爛、頑固
10=モノを作る現場はいつも乱雑にして、美しい、
11=これだけで作品。
11=モノを作るための道具達。裏方さんだ。
12=モノを生み出すために身を削って死んで行くモノたち。
13、14、15=誇りを持った作品群
16=基本に返れ、と呼びかけて来る。
17=個性豊かな作品群。
18=色とりどりの作品を生み出す窯の中は白と黒の世界。
以下は大賞展作品の肖像。