2001年12月のピックアップ作品


舞祝(まいわい)という、大漁のときに着る銚子の半纏のようなもの
から形を借りた、角皿。見事に作品になりました。
なかなか豪快に仕上がった碗です。化粧土のはけ目が
動きを感じさせています。使い勝手のよさそうな作品です。
2種類の土を混ぜて、釉薬の調子を試した作品ですが、
作品としても見ごたえのあるものに仕上がりました。
土の色のせいで、ふだんの釉薬の色調が激しく変化しています。
実物を見ないとどれがどの釉薬であるかわからない感じ。
蓋物のそろい組み。難しいものに挑戦しました。
茶碗蒸用でしょうか、なかなかデザインも斬新で
使い勝手がよさそうです。
こちらは釉薬の掛け方が形とよくあっています。
簡単な型抜きでも、工夫しだいでかなり素敵な作品に
仕上がります。
ろくろをひいてから六角にしたものでしょうか、なかなか揃えるのも
難しいと思いますが、よくできています。釉調も柿色が秋らしい。
小ぶりの急須。煎茶用でしょうか、かなり細かい作業をうまくこなして
います。蓋や口、取っ手のバランスもうまくいってます。
ユニークな形の板皿です。この人はいつも面白い形のものを
焼き物にとりいれて作品にしています。
この皿も使い勝手がよさそうです。