2002年4月のピックアップ作品


なかなかデザイン的にも感じのいい壷です。
粗めの土を面白く見せていて、土ものらしい
渋みのある、いい作品です。
季節感のある、竹の子の形から面白い
花器ができあがりました。
化粧の処理がなかなかいい。
生化粧掻き落としと釉薬をうまく組み合わせる
ことができました。
あっさりした、いやみのない器です。
なかなかしゃれた感じの釉掛けをしています。
かなり釉の色を知っている人の作品でしょう。
形もさりげなく、盛り付けたらもっと映える気がします。
思いきりのいい、すきっとした感じにしあがりました。
イラボに少し織部か辰砂の薄掛けでしょうか。
模様との色合いもいい感じです。
展覧会から、新しい展開が出てきました。
葉っぱの形がリズム感を生んでいます。
青の色が、葉っぱの織部色で深みが増したように
感じます。
簡単な技法を使いながら、精度のある
作品を仕上げました。
カレー皿にちょうどよさそうな大きさです。
ちょっと不思議な感じに仕上がりました。
窯の温度が幾分か高かったのが幸いしました。
重厚感のある釉調です。
何度もピックアップ作品に取り上げている、
この作品、安定感がより増したように感じます。
絵の構図もすばらしい。
磁器の作品が、この大きさで完全に出来上がるのは
簡単ではありません。
確かな力を感じさせます。
灯油の炎で焼かれた作品。
釉掛けに力強さがあります。形の歪みにあいまって、
焼き物らしい仕上がりになりました。