第2回 大賞展

2001年5月20日-26日


この展覧会は、陶芸工房「間」が主催し、当工房の教室生を対象に開かれるものです。
今回はカリキュラム上の展覧会を終了した、上級Eクラスの18名が参加しました。
大きさの制限は高さ30cm、たて、よこ35cm。
審査はギャラリー「間」で1週間展示しているなかで、見に来ていただいた方たちが
自分の気に入った作品に投票する、という形で行われました。
会期中、たくさんの来館者があり、われわれスタッフ4名の20票を加えて、最も得票数の
多かった作品から、大賞1点、副賞3点が選ばれました。


大賞作品
牡丹文鉢     Mクラス  長坂 宏一  
前回の大賞展では、2位だったこの人の作品。さらに密度を上げての再挑戦で
見事に大賞を獲得した。前回の作品よりも彫りの線によどみがなく、より高いレベルへ
入っていった。
高い技術を取得したこの人には、今後、ほかのいろいろな公募展にも挑戦してほしい。



2位 篭谷一雄(E-5)    雪どけ





自作の黒釉をベースにマット釉を重ね掛けして、
面白い効果を出した作品.
3位 高木トシ子(E-5)    組皿





イッチンの中に釉薬をのせた,この人独特の技法で
出来上がっている作品.
この前の展覧会より,密度が増して仕上がっている.
押さえ気味の色使いに使い心地のよさを感じる.
4位 篠塚勇(E-1)    茶釜





土の扱い、釉薬の扱いともども、かなりの熟練者の
作品.出来上がりの姿が明確に頭にある状態で作っていったようだ。
完成度の高い作品だ.



菱木キミ子(E-2)    早蕨(さわらび) 野平四郎(E-6)     織部角皿
林洋子(E-5)     上絵花紋鉢 土屋二美江(E-6)     手付花入れ
植松ふみ子(E-4)   青銅変形花入れ 加瀬照子(E-1)     下絵鶏図平鉢
相馬悦子(E-5)    花紋壷 菅澤千恵子(E-6)   ハンギング
中山市太郎(E-6)   午後の紅茶セット 中山ひろみ(E-6)     行け!
新井君子(E-6)   手付花鉢 諸橋智子(E-2)    ゆりのワインクーラー
木下菊代(E-2)   イラボ角皿 二ッ森烈(E-5)     青磁小鉢


過去の大賞展 (題名をクリックすると、内容が見られます。)


第一回 大賞展 (2000.5)